8月 グループ展のお知らせ
group空
ー東京藝大デザイン科描画研究出身作家俊英小品展ー
とっても久しぶりに銀座でグループ展示がありました。
芸大の描画研究室のメンバーの多くの作家が集まり、とてもにぎやかでした!
懐かしいメンバーもいるので会場の設営では久しぶりに話も盛り上がります!
設営も画廊さんのお陰でスムーズに終わりスタートもとても順調です。
設営はたくさんの作品が並ぶので一度にバッと会場に絵画を並べ、全体のバランスをみんなで把握して見やすく並べていきます。
この段階まで、みんなでバランスを見ながらあれこれ話すのも楽しい時間です。
作家同士は日ごろから顔を合わせる機会が少ないので、近況話で盛り上がります。
最近、よく思いますが大学卒業後もこうして毎年のように顔を合わせるのは珍しいことかもしれません。
もっと四方面に作品がずらりと並んでいますが、実際に作品は実物を拝見してもらった方が、臨場感と作品の素材感がわかるので、お時間のある方はできるだけ実物を拝見して頂くことをおススメします☆
《制作までの流れ》
今回の作品は小作品ということで、とても描きやすいサイズです。
大半の展示では日本画で発表していますが今回も日本画技法で制作しています。
描きたいイメージを下図に起こします。
この段階で八割くらいイメージ通りの作風になるかどうかが分かります。
骨描きを施す
↓
日本画の岩絵の具で彩色していくだけです。
写真だと分かり難いですが、盛り上げ技法でクローバー全体が施されているんす。
この方法だと後の作業が楽になり雰囲気を描きたい時にはこれが一番しっくりきます。
彩色は楽しい時間
完成したら落款を押して完成です!
作品をイメージする時に、額までイメージしていますが本当に大切だといつも思います。
イメージの強い作品であれば、他の作業や仕事の合間に制作をしていき、だいたい一週間程度で完成します☆
今回はスムーズで助かりましたホッ
タイトル:月の出
サイズ:S4号
技法:紙本彩色
販売価格:14万
作品のコメント:
この作品は学生時代にお試しで描いていた時期があります。
当時の作品ではもっと草だったり色だけで表現していたのですが、数十年と経過するとやはり成長しているものだ・・と改めて感じました。
二匹のウサギは月の出の光に照らされて、わずかに毛並みも銀色と金色の光を放っています。
私は昔から動物の毛は光に当たるととても美しいなぁと感じていたので今回、その感動を作品へ盛り込んでみました。
《💡展示情報》
2018年 8月27日(月)~9月1日(土)
11:00~17:00(最終日:17:30)
銀座スルガ台画廊
東京都中央区銀座6-5-8トップビル2F
《💡この記事のまとめ》
・グループ展示の案内
・川本淑子の世界をもっと伝えたい!
・今後、コツコツとアップしていきます
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